技能五輪2025【強化訓練】

- 技能五輪への道 ブログトップ >

2025年10月17日(金)〜20日(月)に愛知県を主会場として開催される第63回技能五輪全国大会。

「技能五輪」とは、各都道府県職業能力開発協会等を通じて選抜された原則23才以下の青年技能者が、技能レベルの日本一を競う技能競技大会です。

その目的は、次代を担う青年技能者に努力目標を与えるとともに、大会開催地域の若年者に優れた技能を身近にふれる機会を提供するなど、技能の重要性、必要性をアピールし、技能尊重機運の醸成を図ることにおかれています。

*詳しくはこちら☞ https://worldskills.jp/nationalskills/

 

この第63回技能五輪全国大会建築大工部門に弊社社員の早坂が、山形県代表として参加します。

早坂は大会での上位入賞を目指し、3か月間、山形県立山形職業能力開発専門校にて行われている強化訓練に参加中です。

今年は、山形県からの建築大工部門への出場選手は早坂の一人のみ。

専門校や関係団体よりご指導をいただきながら、連日、訓練を重ねています。

 

そんな中、技能五輪全国大会で敢闘賞を受賞した弊社の先輩大工の新関が、指導者として強化訓練に参加してきました。

五輪出場経験者のアドバイスは、とても心強かったと思います。

 

建築大工部門は、課題図に示された複雑な形状の小屋組みを、素早く・正確に・美しくつくり上げる競技です。

☝は文章で出された製作課題を図にしたものです。

ここがきちんとできないと、すべてが狂い、課題を完成させることができません。

見えづらいですが、鉛筆で線がたくさん書かれています。

このような緻密な作業から始まり、木材に墨付けを施し、加工し組立て完成させるまでを、二日間という限られた時間の中で行います。

課題を読み解く力や知識、加工や組み立ての技術はもちろん、木材の状態や道具にも気を配ることも重要です。

大会本番まで1か月を切りました!

「今、一番どんなことが大変ですか?」と尋ねたところ

「様々なことを考えながら作業を進めなくてはいけないことがとても大変です」

との答えが返ってきました。

残された時間はわずかですが、練習を重ね、大会で力を発揮できることを願うばかりです。

そして

「大会では自分のやってきたことを信じて頑張りたいです」

と決意を語ってくれました。

自ら「大会出場」という大変な道を選び、努力を重ねている早坂です。

 

大沼建築は若い大工さんの頑張りを会社をあげて応援します!

PAGE TOP
モデルハウス
見学予約
お問い合わせ
資料請求