テーマ
山形の自然と共に暮らす家
- 所在地:高畠町
- 家族構成:ご夫婦、お子様2人、祖父母
- 延床面積:139.95㎡(42.3坪)
- 構造・仕様:木造軸組工法・IH・エコキュート・ペレットストーブ・LIXILメンバーズコンテスト2016 新築部門地域優秀賞 受賞
東京の第一線で活躍されている(有)設計アトリエ一級建築士事務所を主催し、
東京都市大学で非常勤講師も務める村山市出身の一級建築士・瀬野和広氏が基本設計をプランニング
地元山形の3人の建築家と3つの地元工務店が山形の家づくりを考える『リンクス山形』が完成まで携わったお住まいです。
弊社がこのお住いの建築工事を担当しました。
このお住まいは、山形の自然と共生し快適に過ごすことをテーマに設計されています。
瀬野先生による家づくりの新しい視点から生み出されたのが、屋根に積もった雪を下すのではなく、
屋根から落ちた雪が自然に積もることで家全体を雪で包み込み『かまくら』のように雪で包み断熱効果を得るという形式です。
屋内では寒さの厳しい山形の冬も薪ストーブの優しい暖かさに包まれ、
ふんだんに使われた山形が誇る木材「西山杉」と「金山杉」の香りに癒されます。
自然の風を多く取り込むようにこだわった窓の配置、土間・床座を設けた斬新な間取りは
山形の風土に合った暮らし方を堪能できる、そんなステキなお住まいです。